生前整理の重要性③

私の資産(預貯金について)

「親が亡くなったが、銀行口座がわからない、調べてほしい」そんな 話をよく聞きます。
お金が行方不明にならないよう、預金通帳を見ながら記載してください。
さらに一歩すすんで 残高が少なくほとんど利用していない通帳はありませんか?
なんとなく放置している口座があれば解約を検討しましょう 。
定期預金についてもこのままでいいのか考えてください。
本人が亡くなったり、認知などで意思能力が無くなったことを 銀行が知ると、その預金は勝手に動かせなくなります。
親の介護費用が必要だが残った預金は定期のみ、認知が進み解約できずに困っている。
そんなケースはよくあります。 もしもに備えて預貯金の整理もしておきましょう。

有価証券(株式や投資信託など)についても同様です。
「配当金が楽しみ」よくわかります
しかし、有価証券の相続手続きは銀行口座以上に面倒です。
相続される方のことも考えておく必要があります。

生命保険は保険証券で受取人や保険の内容を記述します。
受取人が先に亡くなり、変更されていなかったり、認知症を 患っていたりといろいろと問題も散見されます。
また、平均寿命や健康寿命が延びていることもあり、保険の 内容や加入要件も変化してきています。
これを機に保険の見直しを検討するとよいかもしれません。
これが、ここでいう「生前整理」です。

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